炭鉱の抜け穴

不可解なことの覚書 チラシの裏

バルサミックムーン トゲトゲ ささくれ 5

 ところで、おみくじを引くたびに3回ぐらい続けて縁談の個所は、さわりありとか、騙されないようにとか出たので、その頃、神様から見て許可できないような何かがあったのだと思います。こういうことは今までなく、たいていの場合、あまり印象に残らないような当たり障りのないことが書かれていて、このようなことがあるのは意味のあるメッセージのように思いました。

 キリスト教七つの大罪。傲慢 物欲(貪欲) 妬み(嫉妬) 憤怒 貪食 色欲(肉欲) 怠惰。

 他人の思惑によって不安にさらされてきた私にとって、それが妄想ではなかった者にとって、そういうことを連想させます。

 

 こういう式がしたいというのは人によってあるだろうけれど『アリスの恋愛テスト』の本を思い出して、その中に『あたしは、レスターがマリリンと結婚するのなら、式は草原であげるとすでに決めていた。コットン=ドレスを着たマリリンを、みんながギターをひいてお祝いするのだ。レスターがクリスタルと結婚するのなら、式は大聖堂であげるだろう。クリスタルはサテンの、丈の長いガウンを着て、オルガンはバッハを奏でるのだ。しかし、レスターがロレッタと結婚するのなら、式は治安判事の前であげ、結婚披露パーティは消防署でおこない、出席者はみなポルカを踊ることになるだろう。』それぞれその人に似合う、ふさわしいものがあるのだろうと思います。

 一つだけはっきりしているのは、TV放送されるようなのはしないこと。

 その中の理由の一つは、その人にとっては優先順位が最後に回されるような拙い論文かもしれないけれど、私にとっては避けて通れないことで、できる限りの事はやったという物なので、それを読んでいただけてわかってもらえたらなと思います。

 今までで、実際の結婚式で誓いの言葉を聞くことがあり、それが自然だったり、当然のこととして受け入れて式が行われているのを見たけれど、おみくじの結果が出たときのように、そのようなことを考えた場合、自分にとってどうかと連想してみたときにそれはうまくいきませんでした。

 私がいいなと思った結婚式はどんなのかなと思った時に、偶然、高千穂神社で式が行われていて、良い天気で、シンプルで、神様も祝福しに来ているような、よけいなもののくっついていない、高い木に囲まれて、そういうのかなあと、思い、ノーマン・ロックウェルの THE MARRIAGE LICENSE のイラストみたいな愛情があってというのは素敵だと思います。 そういうのはやはりいかにもバルサミックムーン生まれで12室の月らしいのかなと思ったりもします。