炭鉱の抜け穴

不可解なことの覚書 チラシの裏

映画

 『ハリーポッター』の映画が、テレビで時々ある。『ポルターガイスト』は、現実の不思議な話、心霊現象を映画にしたもので、制作にかかわった人にも不幸があって、映画の中に引きずり混まれてしまったかのような映画だと思ったけれど、『ハリーポッター』は、ファンタジーの形をとった、現実に見えない世界で起こっていたことを切り取った話なのかと思うことがある。それはほかの映画でも感じることはあるけれど。私に超常現象、霊的攻撃がすさまじかったとき、ディメンターのような者にも出会った時、違ういくつも重なる次元に入り込んで、現実に体は三次元にあっても、別の世界に入り込んでいるような時、とても映画を楽しむ余裕なんてなく、嵐の濁流にもまれておぼれているようなものだったから、あまり記憶にも残ってないのだけれど、そこからだいぶ戻ってきて、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (2004) 』だと思うのだけど、テレビで見ていたことがあった。ディメンターが出てきたとき、体がだんだん冷えてきて、気分が悪くなって、それからトイレで戻していたことがある。制作中にディメンターが現実に入っていて、放送中に少しでできたのかもしれないと思った事がある。そのころ、たぶん映画の作られていたころ、すごくよくない気がするのだけれど、でもどうすればいいかもわからなくて、相談する人も、話を聞いてくれそうな人もいなっくて、でもそれがいつのことだかもよく思い出せない。大凶のおみくじを引いた2001年よりは後だけれど、ネットで、相談、話してみた人は2人。一人は、スピリチュアルなことに関心の強い優しい女性だったが、でもそういうこととは違うような現象で、なんだかかみ合わず、もう一人もそういう精神世界に詳しいようだったけれど、きっと私がどんなに大変かはさっぱり分かっておらず、若い女の子(その人よりは)をちょっとかまって楽しんているような感覚だったので、結局何もわからなかった。それよりも前に、オカルトに詳しそうで、占星術にも詳しいから、何かわかるかもしれないと、私のホロスコープは星占いに詳しい人なら関心を持つようなおもしろい配置をしているようにおもうから、もしかしたら関心を持つかもしれないし、この時期の星の配置をどのように占っているのだろうと、知りたいのもあったのだろう。誰のホロスコープもその人にとってのオリジナルで特別だけれど。よく覗いていた掲示板があって、その人のファンの人の作っている掲示板だったから仕方がないけれど、なんだかすごく変なんだけれど、誰にも言えない思いを抱えて解決もできずにうろうろしていて、だけど、少し掲示板に書いてみて、コンタクトが取れたら個人的に話を聞いてもらえないかなと淡い期待を持ったいたのだけれど、突然、公の掲示板に「龍が通って行ったんです。」とか「「吸魂鬼」に攻撃されてるんです。」とも、「マンガの陰陽師の世界のようなことが、現実で起こっていて訳が分からないんです。」とも、書き込めるわけもなく、なんだかスルーされてそのうち掲示板自体が消えてしまった。たぶんオカルトに詳しいのと、現実にかかわってしまったのは全然違うことで、その人の役目ではなかったのだろう。好きとか嫌いではなく、神霊現象にかかわるのも、足が特別速いとか、数字にとても強いとか、そういう才能の一つなのかもしれない。

それで、その時私を救ってくれたのは、主に1966年生まれのロックミュージシャンで、その人たちの生み出した曲がなかったら、私はあのまま落っこちて、そういう表現が適切なのかはわからないけれど、今頃この世に存在してないと思う。