炭鉱の抜け穴

不可解なことの覚書 チラシの裏

バルサミックムーン トゲトゲ ささくれ 37

2015/08/12 (水)

占いというのにも適した時期というのがあるのだろうか。あるのだろうな。

「オカルトは二十歳になってから」とかかれたブログを読んだことがある。

英語の学習についてかかれた本に、学ぶのに適した時期があってクリティカルエイジというのだそうだ。人間の成長や精神の発達にも知能とはまたちがうものでクリティカルエイジというのがあるのではないかと思う。子供のころ大和和紀の『A列車でいこう』?を読んだときに、振り子のようなもので、支点は時間と共に動いていくけれど感覚や感情というのはぶら下がった振り子の範囲までしかわからなくなるんだなと書かれていたことがあった。

 

だからあんまり若いうちは、占星術で人間を占うのは難しいんじゃないかとおもう。たぶん才能があってそういうのをうらなうことも可能かもしれないけれど。数学みたいに自然法則みたいに、作物の栽培じきや物事を行うのに適した場所や時期を占うというのなら年齢は関係ないかもしれないけれど。

 

 

2015/08/13 (木)

お遍路をしていて、高知県を歩いている途中だからかもしれないけれど、本当によくアンパンマンのキャラクターの列車を見かけるようになった。

クリエイティブライセンスというのがあるとしたら、遠藤周作が、今回で転生最後ですよと生まれてきていたり、なにか役に立とうと地球に生まれてきていた人だったとしたら、やなせたかしはやっぱり同じぐらいのクリエイティブライセンスを持っている人なんじゃないかとおもう。

 

 

それで、このことはやなせたかしがもうなくなったあとなんだけど、それでもやっぱり相当謝りたかったんだなと思う出来事があって、偶然と言われたらそれまでなんだけど、お遍路をしているとき、予定を途中で変えて電車を待っていたら、アンパンマンのがやってきて、乗る分ではなかったから、見送って。その時はラッキーとおもったのだけど。それからやっぱり乗る予定でない駅に偶然行ったらやなせたかしの詩の石碑があって、それが延々と謝り続けている詩で、よっぽど気がかりで謝りたかったんだなと思ったのです。あの世のルール。この世のルール。あの世のルールでは罪の重いことでそういうことはするべきでなかったと死んでからも謝りたかったのではないかとなんだか思いました。