バルサミックムーン トゲトゲ ささくれ 19
月から金星までのアスペクトについて14で書いていたのですが、太陽、月、パーソナル天体同士のアスペクトは少なくても、それらの天体とトランスサタニアンの天体とのアスペクトはなかなか多彩です。
冥王星は、創造と破壊 生と死 集合無意識 究極 などで、日常ではなく極限の状態で発動するそうです。
しばらく前まで、『太陽を抱く月』の楽しんでいました。ストーリーもおもしろいのですが、呪術という事柄も深くかかわっていて、そのことにも関心を持って見ていました。
サビアンてんびん座7度、『ー具体的には心霊攻撃などに遭遇しやすい。ー白い魔術と黒い魔術の戦いというイメージに支配されやすい』と書かれている本がありました。他の本はまた違うことが書かれてもいます。
この位置で冥王星が作用したなら。
いつか原作も読んでみたいと思っているのですが、『太陽を抱く月』の20話で、国巫が慰霊祭を行うシーンがあります。神母様が踊るのですが、その時に流れていた字幕に
「ソル そしてー
大王 大妃様 中殿様 陽明君大監 大提学大監
あの世まで 皆 私がお連れいたします
神よ
罪深きこの身の残りの命を捧げます
どうかこの世の怨霊と邪悪な気を鎮めてください
悪霊のすべてをこの身に閉じ込めー
あの世へ向かいます
哀れな魂たちよ
どうか成仏して安らかに眠ってください
ちょうど空には希望を抱いた一つの太陽と一つの月が残った
この地のすべての者たちが
輝かしい光に包まれますように
どうか苦しみを乗り越え
皆幸せになるよう
お祈りいたします」
そして倒れます。もう戻ることはありませんでした。
冥王星がてんびん座の7度で力を発揮するときにこのような現れ方をすることもあるのだと思われました。
超常現象がありミレニアム幻魔大戦と呼んでいるその頃、私がこのまま命が尽きたのかなと思った時も、このポイントが作用したのではないかと思います。そして今偶然命があるのはセーフティネットになってくれた人の存在があったからではないかと思いました。
それから、神母様が「大変な呪術をかけて霊力を使い果たしたので、力を回復するため浄化するため山にこもっていました。」というようなことを述べているシーンがありました。
私、なんだか力が尽き果てて元気がなくなってしまっていた時、お遍路をしているうちに健康診断の結果が良くなったのは、霊力を使い果たしたのか、それとも別の事柄の為なのか、精神的にまいってしまったからか良くわからないけれど、山の中を黙々と歩くことで何かのエネルギーをもらったか癒しがあったのだと思いました。