炭鉱の抜け穴

不可解なことの覚書 チラシの裏

お遍路 9

   徳島駅に到着です。今回は18番と19番にお参りします。眉山に向かって進みます。

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薄曇りの空です。

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 橋に阿波踊りの姿があります。前回の歩きお遍路さんの道まで進みます。それから左に曲がりビルの並ぶ大通りを進んでいきます。

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 郵便局に燕の巣があり、巣立ちまでまだしばらくありそうな雛がいました。山の麓沿いに、由緒ありそうな寺院を眺めながら進み、どの辺まで進んだのか地図を見つつ、お昼にします。お店に入って地図を見ていたら、今晩の宿の近くに金長大明神の名前が。自分の名前からの連想か、タヌキには縁を感じるところがあり、ぜひ行かねばと思いました。

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 ビル街を抜けて歩いて行きます。神社の横を通りました。大きな通りに出て、車道沿いに進んでいきます。まだまだ暑い日が続いています。日が照ってきました。通りを進んでいたら、自転車に乗った女の子二人のお母さんらしき人が、「まっすぐですよ。」と通りすがりにさりげなく教えてくださいました。

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 勝浦川橋からの景色です。来る途中見かけた仕事中の男の人が、「本当にしてるんだ。」というようなことを言っていたような…。この辺りに遍路小屋の表示があったので、見えてくるのを心待ちにして進みました。

ありました。年配のお遍路さんが高校野球をラジオでききながら休憩されていました。荷物をおろし飲み物を飲みながら休憩させてもらいます。しばらく行って、お遍路さんの道をそれて進みます。なんとタヌキのイラストやぽんぽことついたお店などが見えてきました。小松島はきれいに整備されていました。

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 海が見える河口の東屋です。昭和天皇の歌碑がありました。

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 さざれ石です。このさざれ石は日本列島が誕生する以前にできたものだそうです。悠久の地球の歴史がここにあるのだと思うと、自分の悩みなどちっぽけなものに思えてきます。触ってみました。

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じっくり見ると小石がわかります。「三角貝片が含まれ約一億二千年前 恐竜の生息した時代 アジア大陸東岸の浅瀬に堆積した地層に由来」しているそうです。宿に到着します。ゆったりめの予定だったので、荷物を置かせてもらい、海も見て神社に行ってみます。

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 来る途中、ところどころタヌキの石像を見かけます。陶器のものもあるそうです。公園の入り口に並んでいました。

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 巨大狸がいました。すごいです。

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 由来の立札です。

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 関係するタヌキの石碑があちこちにあり、スタンプラリーのようになっているようでした。

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 いろいろ詳しく説明されています。不思議です。

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こちらも名前もちゃんとわかっているんですね。

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郵便局です。休日でしたが、ここから手紙を出してみたかったです。

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市民運動場がありそのすぐ近くに金長大明神がありました。お参りをします。御神籤の機械があったのですが、現在は使えないようでした。

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なんだか楽しいですね。

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狛犬ではなくタヌキの石像がありました。

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 近くの公園で一休みしていたら、テニスの練習中の中高生ぐらいの人たちがキノコの山をかけて、男女のグループで勝負をしていたようでした。そんなことではレギュラーになれないぞというような声も聞こえてきて、青春だなあと思います。

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 引き返す途中、港によって海を眺めました。愛車の撮影をされているような感じの人がいました。穏やかな海です。

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 時々鳥の声が聞こえます。

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 公園の近くの図書館です。南海地震想定津波高が壁に表示されていました。この辺まで来るのかと、すごく高い位置だと思いました。

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 巨大タヌキのいる広場の反対側には昔使われていたのだろう列車が展示されていました。

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 親子でキャッチボールをしている人など、近所の人達の憩いの場所のようでした。

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 途中お店で見かけたタヌキです。腕白そうな顔をしています。

 宿に到着です。宿の方に神社までの行き方を親切に教えていただいたり、タウン情報誌で気になったお風呂などをメモしました。こちらではお遍路さんにお会いすることはなかったのですが、手の込んだ主に海の幸の料理の夕飯をいただきました。