炭鉱の抜け穴

不可解なことの覚書 チラシの裏

お遍路  2

  鶯やそのほかにも鳥の鳴く声が聞こえたり、そのうち随分と蝶が飛んでいると気が付き、違う種類に出会うと可能な時は写真を撮りました。逃げてしまうし、羽ばたきが結構勢いがあるのできれいに撮るのは難しいです。

f:id:oborodukiyo22:20130602112012j:plain

 ナミアゲハではないかと思います。雨でぬかるんでいる畦道を気を付けて通っていき、金泉寺に到着です。f:id:oborodukiyo22:20130602115814j:plain

 

 こちらのお寺は、拝みながらたくさんいろいろ聞いてもらいました。

f:id:oborodukiyo22:20130602115846j:plain

 大師堂です。

f:id:oborodukiyo22:20130602115921j:plain            黄金井戸です。気になって写真は撮っていましたが、あまり下調べをしていなくて、井戸を覗いてみなかったのですが、覗いて顔が映らなければ3年以内に死ぬと伝わっているそうです。他にも見所がたくさんあったようでした。

f:id:oborodukiyo22:20130602121837j:plain

 遍路道を進むと、大きな木が見えてきました。

f:id:oborodukiyo22:20130602121915j:plain

 岡の宮の大クスです。樹齢約700年だそうです。

f:id:oborodukiyo22:20130602122838j:plain

 モンキアゲハでしょうか。何匹が集まっていました。ところどころため池があって、ウシガエルの低音の鳴き声が響きます。

 山沿いの遍路道を行くと、マムシ注意の立札などあります。ときどきお遍路さんの作った俳句がぶら下がっていたり、山頭火の「分け入っても 分け入っても 青い山」もあり、もう少し先になるとピッタリになりそうだと思いました。三番札所の奥ノ院 愛染院です。

 

f:id:oborodukiyo22:20130602125103j:plain

 大きな草鞋があります。腰から下の病気にご利益があるそうです。

f:id:oborodukiyo22:20130602125544j:plain

夏草の茂る場所を通り、戦後の藍染の功労者のお墓などもありました。

f:id:oborodukiyo22:20130602125916j:plain

ヤマキマダラヒカゲでしょうか。カナヘビも見かけました。子供のころトカゲは見たことはあったのですが、カナヘビは知らなくて、ヘビという言葉が付いているからそれらしい姿をさがしたら、全然違っていたのでびっくりしたことがあります。

f:id:oborodukiyo22:20130602135024j:plain

 昼食をいただいたお店の猫ちゃんです。人見知りで逃げてしまいますが、今の自分の気持ちには沿うように思いました。 

 坂道を登って行き、大日寺に向かいます。竜宮城のような感じの山門が見えてきます。

 

f:id:oborodukiyo22:20130602141407j:plain

 大日寺 龍のひげ休む 蝸牛

f:id:oborodukiyo22:20130602143253j:plain

 本堂です。桜の季節に来たらまた違う景色なのだろうと思われました。

f:id:oborodukiyo22:20130602143259j:plain

大師堂です。

f:id:oborodukiyo22:20130602143323j:plain

 少し雨が降ってきました。竜神も祀られていたように思います。ハスの咲いた鉢が並んでいました。

f:id:oborodukiyo22:20130602143344j:plain

 山門です。坂を下って5番地蔵寺に向かいます。白衣をはためかしたバイクお遍路さんが登っていくのに何人かすれ違いました。 

 この辺は苺の産地でもあるようで、無人販売所に苺が売られており、近くにあった東屋で休憩しておやつにいただきました。

f:id:oborodukiyo22:20130602150327j:plain

 このように、お遍路さんシールが貼られています。でも、地図を見ていないと、歩きお遍路さんのルートからいつの間にか外れたり、四国の道の案内に惑わされたりして油断なりません。

f:id:oborodukiyo22:20130602152342j:plain

番外霊場 五百羅漢の境内です。きれいに手入れされていました。等身大の羅漢は縁ある個人の顔があるとのことですが、よくわかりませんでした。仏様の顔とは違い人間らしい喜怒哀楽のある顔をしていて、中央から向こう側は虎や、龍と向かい合った人や、自分のお腹の中を手で開いて見せている像もあり、非現実的な世界も表現されているようでした。

f:id:oborodukiyo22:20130602152359j:plain

 堂宇の終わりにお経を唱えて、出口から出ます。さつきだったでしょうか。花がきれいに咲いている眺めのいい階段を下りて5番地蔵寺に向かいます。

f:id:oborodukiyo22:20130602153114j:plain

 蝶が飛んでいました。しばらく追いかけていたのですが、木の上に止まってしまいました。

f:id:oborodukiyo22:20130602153713j:plain

ウラギンヒョウモン?納経所の側です。

f:id:oborodukiyo22:20130602160132j:plain

本堂です。

f:id:oborodukiyo22:20130602160140j:plain

大師堂です。 御開創1200年の看板があります。

f:id:oborodukiyo22:20130602160237j:plain

 挨拶を交わすお遍路さんやお参りの人も見上げていきます。たらちね銀杏と呼ばれている大イチョウです。樹齢800年と伝わっているそうです。